検索1位なのにクリックされない。原因はたった1語のズレだった

Search Consoleを見ていたら、妙なデータを見つけました。
ある検索キーワードで、検索順位は1位。
でも、クリック数は0。
最初は記事の中身が弱いのかと思いました。
でも、実際にズレていたのは本文ではなく、検索結果に出ている言葉でした。
検索1位なのに、クリック0のクエリがありました
運営している比較検討型のサイトで、資料請求を扱うページがあります。
そのページの検索キーワード一覧を見ていたとき、1行だけ異常な数字がありました。
| 表示回数 | 順位 | クリック数 | CTR |
|---|---|---|---|
| 80回 | 1位 | 0 | 0% |
1位で80回表示されているのに、1クリックも取れていない。
記事の中身を直す前に、もう少し調べることにしました。
原因は、検索キーワードとタイトルの「1語のズレ」でした
同じページに来ている検索キーワードを、横断して見比べました。
クリックされていたのは「資料請求」ではなく、「カタログ」に近い語を含む検索でした。
でも、ページのタイトルには「カタログ」という語が一切入っていませんでした。
コンテンツの中身は合っている。Googleもそれを評価して1位を付けている。
でも、検索結果の画面に表示されるのはタイトルとdescriptionの2行だけです。
ユーザーはその2行を見て「自分の探しているものと違う」と判断して、スキップしていた。
それだけのことでした。
Search Consoleで見たのは「順位」ではなく「検索キーワード×CTR」です
手順はシンプルです。
- Search Consoleで対象ページを開く
- 「クエリ」タブを表示する
- 表示回数の多い順に並べる
- 「表示回数は多いのに、CTRが極端に低い行」を探す
このとき、順位だけ見ていると気づけません。
順位が高くても、CTRが低ければ何かがズレています。
検索キーワードごとのCTRを見て初めて、「このキーワードで来ている人に、刺さっていない」が見えます。
順位だけ見ている限り、このズレには気づけませんでした。
本文は触らず、タイトルとdescriptionだけ直しました
やったことは、タイトルとdescriptionにユーザーの検索キーワードを寄せただけです。作業自体は10分もかかりませんでした。
ユーザーが実際に使っていた検索キーワードを、タイトルに追加しました。
descriptionにも同じ語を入れて、検索結果での一致感を高めました。
本文はまだ触っていません。
AIには文言の自然さをチェックさせました。「タイトルに入れるべき語」はSearch Consoleのデータを見れば自明だったので、判断は自分でしています。
コンテンツが良くても、検索結果でズレていたらクリックされません
Googleが記事を評価して1位を付けていても、ユーザーはタイトルとdescriptionの2行でクリックするかどうかを決めます。
その2行にユーザーの言葉がなければ、中身がどれだけ良くても選ばれません。
「検索意図に合ったコンテンツを書く」という話はよくされます。
でも、もう一段細かい問題として、ユーザーが検索で使う語と、タイトルで使う語がずれていないかを確認する必要があります。
同じ意味でも、言い方が違えば別の検索キーワードです。
コンテンツの品質とSERPでの見え方は、別の問題です。
2〜3週間後に結果を確認します
今回の修正が効いたかどうかは、Search Consoleで確認します。
「カタログ」系キーワードのCTRが上がっていれば、仮説が正しかったことになります。
CTRだけでなく、クリック数が実際に増えるかまで確認します。
変化がなければ、次は本文や比較表まで含めて見直します。結果はまたこのサイトで報告します。